現代の名工 匠の技

今回はOCR過電流継電器の試験についてです。

 

立川市のある病院で15人ぐらいで電気室の
OCR過電流継電器の試験をしていた時の事です。

OCR過電流継電器は7台くらいありました。

私と組まれた方が凄かったと言うお話しです。

まさに試験機のスペシャリストで
「現代の名工 匠の技」
と呼ばせていただきます。

こちらの方の技をご紹介しますね。

 

OCR過電流継電器の限時特性試験で、
700%試験の時
私にロックボタンを押させず、
自分で試験整定で700%試験電流を整定。

更に、自分で試験して、
700%試験電流を実際のOCR回路で整定していました。

この試験において、
700%試験電流を実際のOCR回路で整定(レバーダイヤル10)

三菱、富士、泰和OCRだと 現時特性時間 1.6秒
オムロンOCRですと 現時特性時間 1.3秒

この時間内で整定して、正確な時間を測定しいるのです。

普通にこのことをしたら、
現時特性時間が1秒と少しですから、
整定中に試験が終わってしまいます。

何をしているのかもわからない速技で、
正確な時間を得る為に、総時間わずか
2秒くらい!で正確な測定をしているのです。

私にも最初はわかりませんでした。
どんなベテランの方でも、まず真似はできないでしょう。

どうこの試験方法を言葉にしていいかわかりませんが、
まさに試験機のスペシャリストで

「現代の名工 匠の技」

こちらの方の凄いのはこれだけではありません。
すこしとまどうであろう組んだ私に敬意を表して、
ひと言
「すいません」
とおっしゃるのです。
このような方は
試験をする中で見たことがありません。

なにせ7台くらい試験をしなければなりませんので、
停電時間は2時間ぐらいと限られています。
病院ですし。

この早業で正確に試験する方はどこの人なのか?

その後もう一度その方にお会いしたいと思い、
発注元の方に問い合わせしました。
しかし不明で、お会いする事はおろか、お名前すらも
分からずじまいです。

お名前と所属を失念してしまい、悔やんでます。

世の中にはこのようなスペシャリストな方がいらっしゃるんですね!

ではごきげんよう

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