RPR逆電力継電器のオムロン編

今回は、RPR逆電力継電器についてです。逆潮流を止める継電器です。

太陽光のパワーコンディショナーからAC200Vが出力された場合、その潮流が整定値を超えた時の電流値、整定時間を測定してます。(パワコンを停止させる事)

測定したときの試験表を見てください。

 

                    試験表

 

RPR逆電力継電器その2

 

上記の表に訂正があります。

時限(%)➡時限(秒)

時間測定時~のところ

10.3×0.105=10.8(11mA)設定

➡10.3×1.05=10.8(11mA)設定

 

 

DGR試験機にて測定出来ます。

位相角度により、電流値が変化します。

位相特性についても、±150°を固定して、その時の電流値を読みます。

位相試験の結果につきましては、管理値11.8mA×±5%=11.21~12.39mAとしまして、結果は良としましたが、

継電器メーカーでは、

誤差は同相のときの ”0~+30%”と考えますので、誤差範囲としましては、
 10.3mA×1.3=13.4mA 
よって、進み、遅れともに、”10.3~13.4mA”を誤差範囲。

との回答がありました。

*継電器リレーとDGR試験機の接続は測定器の説明書をご参照ください。

(電圧出力V0(T)とEは定格110V、電流出力Kt、Ltは所定端子へ、後は接点を継電器                      接点出力端子a、cに接続)