新 RPR 逆電力継電器 泰和編
測定器と継電器の接続
①電流
測定器 Kt(【LINE】アース)→CA-7 クランプ CT に貫通させたリード線K→RPR継電器C1 スモール k
測定器 Lt(【アース】ホット)→CA-7 クランプ CT に貫通させたリード線ℓ→RPR継電器 C2 スモールℓ
*クランプ CT(CA-7)付属に、方向 Kt→Lt(と書いてあります。)ご注意ください。
②電圧
測定器 Vo→RPR 継電器 V1
測定器 E→RPR 継電器 V2
➂接点 TRIP
測定器 TRIP→RPR 継電器 Tc2(OVGR、RPR 共通端子) 測定器 TRIP→RPR 継電器 Ta2(RPR)、測定器側 AUTO 接点なら、Tb2(b 接点)
(a 接点、b 接点、どちらでも良いですね。)
④制御電源
測定器 P1→RPR 継電器 P1
測定器 P2→RPR 継電器 P2
試験表の備考欄の通り整定して頂くと、試験出来ます。 整定値で試験する前に、
RPR 整定値1%→電流 50mA
RPR 整定値 2%→電流 100AmA
をご確認して頂くと、確実に試験は出来ます。
泰和製 新 TRG-DV40 型 はTRD-DV30 型とは別物 です。
同じ様に試験はご法度です。
本体を壊します。
ご注意ください。
やり方は簡単ですが、初めは工事会社の職人さんと仲良くしてくださいませ。
これ大事です。
本題 に入ります。
付属の CT(CA-7)を使用します。
必ずこちらで電流要素を流してください。
職人さんにお願いして、貫通リード線を通して付属 CT(CA-7)から電流を放り込んでください。
あとがき
第一回目は、職人さんに上記の事をお願いして、上手くいきました。
一人でやりましたが時間がかかりました。
二回目は別現場ですが
緊急に頼まれたので他の人を頼む時間も無く
家内に手伝ってもらい、二人で行ないました。
上手く行き、直ぐに出来ました。
しかし、
あれやこれや測定の経験の無い家内に偉そうに命令し指図してしまいました。
もう二度と緊急でも手伝わないときっぱり言われました。
反省!(猛省ですね。)
家内に多少色を付けてお金払おうとしましたが、怒られて、色部分は受け取らずでした。
ここまで経験を積みますと(おごった、鼻に突く物言いで、ごめんなさい!)
電圧要素、電流要素、接点、制御電源を図面(線番)と、実物を見ながら、つなぎが出来るようになります。
結論ですが、オムロン、三菱、泰和製など、数をこなしてくださいませ。
このような事をして、楽しく試験ライフを出来る方が、また新たな試験にチャレンジ出来る事になるように思います。
例えば、三菱製の nd→rd(逆潮流)に表示が切り替わる瞬間を見る度に楽しさを感じる🎵
とかです。
次回は、耐圧試験で起こる困りごとのお話しです。
・ VT からのうなり→何で?
・部分耐圧試験(既設キュービクルでの事)
・ポータブル発電機の容量はどの位必要か
・リアクトル使用時に出来ない領域とは
おもしろいと思える方、ぜひ見てくださいませね。
次々回記事は予定推敲で
・ GR 試験の電流要素で、測定器(試験機)電流の線名が、ホットは(アース)と
アースは(ホット)と逆に書いてある理由→何で?
・ 3 人以上の団体で耐圧試験、リレー試験、年次点検でのマネジメントが出来る人のお話し。
・ OVGR 整定値について、高圧側(いずれのメーカー)、低圧側(光商工)編(接点が働いてアラームが出る)お話し。→何で?どうするか。
・ DGR 位相は、 30°、60°どっち?(SOG 制御器のノッチ SW)について
・ DGR 試験での位相のお話し。(最大感度角 30°に合わせる必要あるか否か?)
あまり期待しないでください。
でも本当のお話しです。
それでは試験ライフを楽しんでくださいませ🎵
以上となります。
ごきげんよう